ラボグロウンダイヤモンドシンメトリーガイド(Symmetry)

Diamond Symmetry Guide
ダイヤモンド購入時の最も大切な評価基準のひとつ、シンメトリー(対称性)についてです。 
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドダイヤモンドのシンメトリー評価も同じです。
ダイヤモンドの4Cの評価が決まったあと、このシンメトリー評価がダイヤモンドの輝きに更に大きな影響を与えます。
ダイヤモンドの対称性が正確で適当な配置となった場合、光の反射は輝きとしてより良く見えます。
このシンメトリーにおいては、よりダイヤモンドを美しく見せるためのカットや研磨を施すことができる、"熟練された技術をもつ職人の腕の見せどころ"とも言えるでしょう。
では、より具体的に説明していきましょう。


• ダイヤモンドの対称性とは?

ダイヤモンドの対称性とは、光反射を決定する解剖学的構造に配置されたファセットパターンのことです。
正確なカットとシンメトリー(対称性)を持つダイヤモンドは、どの角度から見ても完璧な光を放ち、よりゴージャスで美しく見えます。
ダイヤモンドの対称性は、1 つの解剖学的ファセットにのみ影響を与えるのではなく、すべてのカット面から決定します。
そして解剖学的に表面のみならず、クラウン、ガードル、パビリオン、ティックポイント、そして正確に配置されたファセットパターンから決定されます。
ダイヤモンドシンメトリーは、Excellent/Very Good/Good/Fair/Poor の5段階で評価されます。
評価基準は先述のとおりです。


・エクセレントシンメトリーとは?(Excellent)

全てのファセット面の大きさや配置が完璧で、キューレット、ガードル、 テーブルなどが完全に整っているダイヤモンドは"Excellent”エクセレントという最高評価がつきます。


・ベリーグッドシンメトリーとは?(Very Good)

ファセット面の大きさと対称性が10%異なるダイヤモンドにはVery Goodの評価がつきます。
ですが、ルーペを10倍の倍率で見たときに、 1つもしくは2つ不十分な要素が見つかるのみです。
カットの評価とダイヤモンドの輝きに与える影響は非常に小さく、カットの評価がExcellentになる可能性も十分にあるダイヤモンドです。


・グッドシンメトリーとは?(Good)

ファセット面の大きさと対称性が20%異なるダイヤモンドにはGoodの評価がつきます。
Good評価のものは、ダイヤモンドの輝きに少し影響を与えると言えるでしょう。
また、カットの評価が良くても総合的にはVery Goodに留まることが多いです。


・フェアシンメトリーとは?(Fair)

ファセットの大きさと対称性が50-70%異なるダイヤモンドです。
この評価においては、輝きに影響を及ぼし、カットの評価は最高でもGood止まりです。
対称性が低いと、ダイヤモンド内部で光が適切に反射せず、 放射される光のファイア(輝き)が弱くなり、良い評価のものに比べ大きく価格にも反映されます。


・プアシンメトリーとは?(Poor)

ファセットの大きさと対称性の不完全さが目立ちます。 ダイヤモンドの輝きに大きく影響を及ぼし、カットの評価はGoodまででしょう。
先述のFair評価同様、対称性が低いとダイヤモンド内部で適切な光反射が弱くなり、美しい見た目とは言えないことが殆どです。


まとめ

ダイヤモンドにおけるシンメトリー(Symmetry)は、光の反射、ファイアを決定する役割を果たし、対称性が良くない場合は値段にも影響を及ぼすということです。最大で10-20%の価格差がでてきます。
コストを抑えるという点においてはフェア(Fair)またはプア(Poor)などの価格のものを低価格で入手できるということです。
ですが、我々ジュエラーの視点で見ると、ダイヤモンドの購入の際はエクセレント(Excellent)またはベリーグッド(Very Good)から選択することを強くお勧めしています。

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